新しい牛皮の本革バッグを購入したので、手入れをすることにしました。
購入した牛の本革を使ったイントレチャートトートバッグの記事は下記↓
本革製品を長く使うのであれば手入れはかかせません。
長く使うことができれば高い本革仕様のバッグでも結果的には安くなります。
さて、そんな本革製品の中で今回は牛皮の手入れです。
おすすめ製品はミンクオイルです。
ただ、このミンクオイルかなり注意が必要です。やり方によっては皮製品がまったく使い物にならなくなる可能性も・・・・
では早速使い方についてみていきましょう。
ミンクオイル MINK OIL の詳細
ミンクオイルとは
有名なミンクオイルは上記写真のコロンブスのミンクオイルです。
注意点
ミンクオイルの効果を過剰に出してしまった場合に上記のような悪い評判となってしまいます。
ミンクオイルの特徴である、
・皮を柔らかくする
・乾燥を防ぐ
・油分により撥水効果を出す
上記効果がやりすぎると過剰に出てしまいます。
何事もやりすぎはよくないのです。
しかもこのミンクオイルものすごく少量で効果を発揮するので、ついつい普通の靴のクリームと同様にべっとりと付けると失敗します。
ものすごーく少量でいいのです。
少量で。
塗らない方がいいもの
型崩れしたくない、きっちりした皮製品です。
バッグなどはそれほど気を使うことはないでしょう。
きっちりした革靴は注意が必要です。
柔らかくなることで型崩れしたりするので、新品時はあまり塗らないほうがいいです。
皮がひび割れたり弱ってきているなと思った場合に革靴に塗るようにしましょう。
ミンクオイル塗り方
ではさっそく塗っていきましょう。
まず準備するものとして下記。
布を2枚用意します。
- ミンクオイルを塗る用の布
- ミンクオイルをふき取る用の布
これは必須です。
布は何でもいいですが、あまりゴミがつきにくい布がいいですねー。
と言いつつ、てきとーるは古くなったインナーTシャツを切って使ってます。
ごく少量取ります。
難しいですが、布を軽くクリーム面にあてて、さっとこすって取る程度です。
ここで大量にとってしまうと後々えらい目にあうので、様子を見るということで初回はほんの少しで試しましょう。
あまり目立たない底面に塗っていきます。
少量を伸ばすように塗り込みます。
ほぼ分からないでしょうが、若干光沢がでます。
写真ではかなり分かりにくいですが、実際にも少量だとあまりわかりません。
手で触るとぬるっとした感じがあるので、しっかりと塗れています。
手でさわってぬるっとするならOKです。
もっとも塗っておきたいポイントはよく皮が動く部分です。
購入したカバンで言うとサイド部分のボタンがあるところです。
皮が曲げられていて負荷がかかります、このようなところにこそ塗りたいですね。
ただ、間違っても入念に塗り込むのではなく、さらっとです。他は塗らなくてここだけ塗ってもいいくらいにさらっとです。
1,2度軽くとってさらっと拭き上げる感じで塗っていきましょう。
その後10分程放置しましょう。
塗った後
光沢感がでます。
塗ったあとに間違っても長時間放置しないように注意が必要です。
1時間おくとかありますが、まずは10分程度でいいです。
皮製品によって異なるので初回は10分程度放置しましょう。
それからもう一枚の新しい布で入念に拭いていきます。
完成
正直そこまで明らかにわからないです。
分からないくらいがいいんです。
やりすぎると必ず失敗するので・・・・
触った感じが少し柔らかくなった気がします。手触りも滑らかになり気持ちがいいですねー。
サイド部分もしっかりと塗れたと思うので、当分は大丈夫でしょう。
毎日使うのであれば1か月に1,2回ほど塗ればいいと思います。
おそらくてきとーるは忘れるので1,2か月に1回になると思います・・・。
まとめ
色々と悪い噂もあるミンクオイルですが、皮製品の手入れとしては最強のオイルです。
しかも安い。
使い方さえマスターすれば、皮製品と末永く付き合うことができます。
とくにくたびれた皮製品に対しては絶大な効果を発揮してくれる優れモノです。
是非とも利用して皮製品を長く使いましょう。
皮製品の手入れについての記事は下記記事も参照してください↓
親サイトのてきとーる.comの記事↓