ユニクロの価格が3月12日から大幅変更。
かなり衝撃的な内容ですね。
以前から気になっていた、2021年からの消費税込み価格表示。
ユニクロだけでなく、食材から家電、車、ネット販売の物まですべてが対象。
ユニクロがどうなるのか気になってました。
現在の価格 例1990円+税だと 2,189円
プライスタグは2,189円となるのが普通です。
しかし!
正直、プライスタグと店頭の価格表示、チラシに2,189円と記載されたら、買う気がなんとなく失せますよねー。
今までと同じなのですが、見た目の数字って結構影響してきます。
しかし、さすがはユニクロ、なんとなんと。
税込み価格表示にしてきました。
そう、今まで1990円+税金の2,189円価格が、3月12日からは1,990円。
普通の企業ならまずできない価格設定でしょう。
まるまる消費税分の利益が減ることになります。
もはや、神対応。
ユニクロにとっては客離れ対策もあったのでしょう。
消費税込み対応はよりユニクロ商品を買うきっかけとなるのは間違いないので、ユニクロの対応は的を得ています。
困るのはユニクロ以外のアパレル系
ユニクロが消費税を込みにすることで、ユニクロは割安感が生まれる。
しかし、他のアパレルブランドはどうでしょう。
- プライスタグに消費税を上乗せた価格をシールで貼る
- 消費税アップ分を値上げして、プライスタグを張替える
例)1990円→2490円
ただでさえ、コロナで影響が出ているアパレル業界。
もはやユニクロの施策に付いていけるだけの体力がある店があるのかどうか。
ここでユニクロと同様の税込み価格で、実質値下げ施策を打ち出さないと、客離れが一気に加速することにもつながる。
ブランドには一定数のファンがいて、買ってくれるでしょうが、顧客の立場になれないブランドは今後客離れが加速する可能性は大。
正直、ユニクロ以外のアパレルブランドにとってはかなり厳しい選択を迫られるのは間違いないでしょう。
ユニクロの税込み価格は客目線ではなく戦略
ユニクロの税込み価格は、客目線に立った素晴らしい対応。
確かにそうかも知れませんが、本当にそうでしょうか。
少なくとも消費者の私達にとっては素晴らしい対応で、何不自由無い。
他のアパレルブランドにとってはものすごく驚異
そう、ユニクロは完全に他ブランドへの攻撃的戦略を打ち出した。
他ブランドを駆逐すべく、余裕のある対応。
この余裕のある対応で、ユニクロに対する好感度は一気にアップします。
さらに、ユニクロの最近の戦略は、ブランド志向にも対応できるだけの、コラボや品質の良さもある。
最近のユニクロはもはや、安かろう、悪かろうの時代だったユニクロではない。
品質かなりよく、長く着れるアイテムが多い。
ZARAやH&Mなんかと比較するとやはり、品質が全然違います。
デザイナーとのコラボも多く、単純に万人受けするアイテムだけでなく、デザイン性のあるアイテムも展開
消費税込み価格にして、一気に他ブランドからの流れを取り込むことも可能になる戦略。
他ブランドは確実に税込みにしないと、太刀打ちできない。
ユニクロの値下げは、客をさらに取り込むための戦略。
値下げ分はおそらく大した影響にならず、むしろ良い結果を招くのは間違いないでしょう。
+Jも税込み価格
3月19日から+Jが発売になりますが、+Jも税込み価格対応です。
前回は同じ価格だったシャツが、今回は実質1割安く購入できる。
これはかなりお得感があります。
結構消費税があとて上乗せされると、びっくりすることもあります。
特に+Jは高額アイテムが多いので、まとめて買うと消費税の影響はかなり大きい。
+Jは値上げした対応をしているかと言われるとそうではなく、まったく値上げはしてません。
おそらく数を増やして、税込み分を補えるようにしている。
若しくは、高額アイテムであるアウター等に上乗せしている可能性は大。
それでもお得な価格設定に間違いはないし、多少高くでも+Jなら買う人は多い。
これからもユニクロを買っていくことは間違いなさそうです。
まとめ やっぱりユニクロ、これからもユニクロ
今回の税込み対応で、さらにユニクロの良さが伝わってきたのは間違いないです。
それは戦略でもありますが、消費者にとっては+です。
今後値上げをしてくるのか、ユニクロの対応が気になるところですね。
ユニクロを常日頃からチェックしている、筆者てきとーる、ユニクロの価格変動には鋭いので、記事でも書いていこうと思います。